児童福祉司 一貫田逸子

■作品名児童福祉司 一貫田逸子
■作者:原作 穂実 あゆこ
作画 さかた のり子
■ジャンル:女性コミック

■あらすじ:小学校時代の同級生の死をきっかけに、親や周囲の大人達と子どもの関係性に気づきます。
「子どもは大人の歪みに影響されてしまう。しかし親や大人は、子どもは二の次で、他人からの目を気にして自分のことばかり守ろうとする。」
一貫田逸子は死んだ同級生に恥じないような人生を送ろうと決め、児童福祉司になって子どもを守る仕事を始めます。

■取り扱い電子コミックサービス:まんが王国【無料立ち読みアリ】

児童福祉司 一貫田逸子の感想(ネタバレ注意)

子どもを持つ親なら、とても真実として受け入れたくはないような内容が多く描かれています。しかし、現代社会の闇は、もしかしたらこんな程度ではないのかもしれない…と、最近の子どもが巻き込まれる事故や事件を見るたびに考えてしまいます。
一貫田逸子は、そんな社会へ一石を投じる作品なのかもしれません。子を持つ親、それを取り巻く社会の大人達、行政までを漫画と言う手法で批判しているのかもしれません。
「小夜ちゃんのパン」では、一貫田逸子が児童福祉司を目指すきっかけになった、同級生の死についての内容です。
きっと私たちの周りでもごく普通にありえることで、それが子供の死という最悪の結果をみなければ、社会に明るみにならなかった家庭内の闇を描いています。きっかけは「親の再婚」です。
どうして子供という弱い立場の者が犠牲になり、周囲の大人達も知っていて見ぬ振りをするのか、と怒りや憎しみの感情が出てきてしまいました。子どもは正直で、幼少の逸子は周囲の大人や自分の親にも感じたことや見たことを話し、相談するのですが、大人は取り合ってくれません。健気な逸子の姿に反し、大人はどうしてこんなに冷たいのだろう、と思いました。
作品で扱っている内容が、私達の周りでもありがちなことばかりのため、作品の話に引き込まれ、続きがすぐに読みたくなってしまいました。

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