ハナムラさんじゅっさい

■作品名ハナムラさんじゅっさい
■作者:ハナムラ
■ジャンル:青年マンガ

■あらすじ:少年漫画の新人賞で華々しくデビューしたもののそののち泣かず飛ばずで連載も持つこともできないハナムラ。結婚をしたいと思っていた彼女にも振られ人生崖っぷち、そんななかなんとか状況を打破したいと飛び込んだエロ漫画の世界で可愛すぎる編集者と出会い恋と仕事の毎日がはじまります。

■取り扱い電子コミックサービス:漫画読破【無料立ち読みアリ】

ハナムラさんじゅっさいの感想(ネタバレ注意)

 まず漫画の現場に眼を取られました。一本の漫画というとは決して一人ではできず、分業制で書いていくものということが興味深かったです。ネームを書き、こまわりをし、それを編集者に見せ内容を精査し駄目だしされ直し、最後に分業制で絵を書いていくという実は総合プロデューサー的世界です。世界になだたる日本の漫画の作品世界はいろんな人の努力で作り上げられているのだなと思いました。
 また、目がでない主人公のあせりを30前半を結婚もせず中途半端なOLとして過ごした自分を思い出しなつかしくある意味リアルに感じました。30歳成人説というのもよく言われるはなしで今は寿命も延びたせいもあり30歳くらいで昔の20くらいの精神年齢といいます。30くらいで大体自分がなにものになるのか決心しなければならないのです。
 その決心のきっかけになるのが、美人編集者というのにもドラマ性を強く感じました。やはり男が本当にやる気になるのは美しい女性の存在なくしてあり得ないのかもしれません。
 結局その恋は実ることなくおしまいになってしまうのですが、実らない恋を抱えたクリエーターは古今東西たくさん存在します。きっとその経験も彼の作品世界に深みを与え次の作品のこやしになっていくことでしょう。

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